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希みが丘クリニック
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2017年12月06日 [心療内科・精神科]

依存しやすい脳

 依存症というとアルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症等が思い浮かぶと思います。精神科医療機関でそれぞれ別の精神疾患として治療されています。

 ところが他に依存というと、当院での日常診療の中では人に対する依存、つまり親に対する依存、子供に対する依存、夫に対する依存、妻に対する依存等が多いと感じています。他に買い物依存、ニコチン依存、カフェイン依存等があります。当院では依存症治療は実施していませんがどうしてもそういう患者さんがいらっしゃいます。

 それぞれの依存症に対して、従来心理学的・生理学的な解釈をして精神科医は努力してきたと思います。しかし、当方は「依存しやすい脳」という概念で説明しています。アルコール依存に対して長期間相当な時間と労力をかけても治癒する可能性は低い上、別の依存症にシフトしてしまうからです。こうなると悲観的な見通しになってしまいます。しかし、それも現実かと思います。

 良い依存もあります、仕事、野球・サッカー等のスポーツ関係、音楽、芸術、研究等に対する依存です。普通にやれば成功できません、各界の成功者はどなたも依存症ではないでしょうか。

 依存症の方は良い依存にシフトするのが良策かと思います。

 依存しやすい脳の正体は何か、それは発達障害の方の脳です。


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