院長ブログ | 福岡県小郡市・筑紫野市・久留米市、佐賀県鳥栖市で心療内科・精神科をお探しなら希みが丘クリニックにご相談下さい。

希みが丘クリニック
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2019年01月01日 [心療内科・精神科]

受験生の方へ

 いよいよ受験シーズン本番となり、センター試験、私立大学・高校・中学の試験が始まります。受験生の方は最後のラストスパートで一生懸命勉強していると思います、頑張ってください。

 「成績が上がる」、「知能が高くなる」などとは精神医学ではできません。しかし、試験本番の時緊張し過ぎて「頭が真っ白になる」、「本来の実力が発揮できない」、「トイレに何回も行きたくなる」、「気が散って集中できない」、「動悸がしたりや息苦しくなる」、「過呼吸になるかもしれない」等の不安感に対しては有効な治療法があります。

 こうした過度の緊張感は必ずしも病的なものでなく、大人になっても会議や結婚式・葬式、入学式・卒業式等のスピーチ・発表の時に同様に緊張場面があります。こうした場合精神安定剤を使用することが有効となります。精神安定剤は緊張感、不安感、イライラ感等に即効性の効果があります。病気ではないので継続して服薬する必要はありません。その時、必要な時だけ1錠服薬すれば大丈夫です。

 精神安定剤というと、抵抗感を持ったり、依存性を心配される方も少なくありません。しかし、実際はほとんど副作用はなく安心です。依存性もアルコール、タバコ、カフェインの方がずっと高いです。

 受験時の緊張感でお困りの方は、是非精神科医療機関に相談してください。


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