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希みが丘クリニック
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2017年12月16日 [心療内科・精神科]

攻撃性と被害感情

 対人関係での悩み・ストレスがたまり受診される方かが多いです。

 職場での対人関係、親子関係、男女関係、夫婦関係で悩み心身共に症状が出現し当院を受診します。多くの方は薬物療法、カウンセリング等で改善します。しかし、難治例でなかなか改善しない方もいます。正確なデータは取っていませんがそういう方は@攻撃性A被害感情が目立ちます。

 そういう方は親や配偶者、子供、会社関係者の批判・悪口を繰り返します、周囲が皆敵ばかりというパターンです。それでいて自分は悲劇のヒロインです。攻撃性と被害感情がこびりついている感じです。

 最近も、ある患者さんが退職直後当院を受診し、さんざん前の勤務先と母親の悪口を繰り返しました。それで「一生自分が働けないという診断書を書いて欲しい」と要求します、診察時にスマホを使用したりもします。その内容の診断書は書けないと断り、診断名を説明すると納得せず立腹し、「傷つけられた。」と発言し帰りました。攻撃性と被害感情が目立つ方でした。
 
 何かあるなと思いましたら、案の定検索サイトのコメントで誹謗中傷されました。

 このようにしてその方は、対人関係が今までずっとうまくいかなかったと考えます。

 残念な結果です。僕もほっこりした生活を希望していますが現実は難しいようです。

 




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