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2017年11月26日 [心療内科・精神科]

橋下弁護士を支持します

 本日のテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」を見て、橋下弁護士の主張を支持します。山口県光市の母子殺害事件の報道を見るたびに、被害者の夫の苦しい心情には共感し、彼の人柄・毅然とした態度に対しては敬意を表します。普通の感覚なら犯人に対して殺意を持ったとしても仕方ない程の悪質なケースと思います。もちろんその夫は決してそういう言動はしていません。

 

 橋下弁護士はそうした世間の常識的な心情を理解し、犯人弁護団の言動に対して弁護士以前の人として、同業者のいい加減な主張に対して怒ったと思います。

 

 このケースは精神医学も関係してくると思います。被害者に対して母親に甘えただけで強姦の意図はなく、母親および子供の殺害も殺意がないとか、善悪の区別ができなかったという主張は全く作り話です。この種の作話は凶悪犯罪事件の裁判において、弁護側がたびたび言うことですが精神医学、特にトラウマ療法家、力動精神医学の主張が弁護団の根拠になっていると思います。これはまさに我が国における「こころのケア」の限界が露呈しています、それを弁護団が利用しているわけです。責任能力がないというのは統合失調症の急性期の幻覚妄想状態等に限定すべきです。人格障害者に対して適応してはいけません。一部の人格障害者は理由もなく凶悪犯罪を繰り返すわけですからむしろ厳罰に処するべきと思います。

 

 弁護団の主張が事実であれば、犯人は知的障害、発達障害の人だと推測できます、ウソであれば人格障害者です。しかし、現実そういう障害を持った方が女性を強姦して、その子供まで殺してしまうことはやはり異常なことですし、刑罰を免れる理由にはならないと思います。弁護団の主張は一人の凶悪犯の刑罰を軽減するために、関係のない障害者に対して悪いイメージを世間に植えつける結果となります。

 もし、犯人が精神的な障害を理由に殺人、強姦という凶悪犯罪を責任能力なしということで刑罰を免れたとすれば、事件と関係のない善意の障害を持った方々に多大な悪影響をもたらします。人を殺しても無罪になるような人を社会が受け入れるとは思えません、一緒に仕事や生活はできないと思われますし、障害者に対してさらなる差別・不利益を助長する事になります。

 

 推測ですが弁護団の方自身がが普通の人ではなく、人格上の問題を持った人たちという印象を持っています。



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