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2018年03月08日 [心療内科・精神科]

新手のリストラ策

 今年になってから当院だけでも、4件休職中の患者さんがリストラされました。新手のリストラ策と思いますのでご報告します。

 現在人手不足の時代で、退職したいが会社・経営者側がなかなか辞めさせてくれないという話はよく聞きます。しかし、その逆で人余りでリストラ対象となってしまう場合も少なくありません。昔の窓際族に相当する方法で、精神疾患で休職中の方が狙い撃ちされている印象です。

 休職中の患者さんを会社が復職させないという方法でリストラされています。ある方は当方が何回も「復職可能」の診断書を書きましたが、4か月以上たっても復職できません。一か月以内に復職できる証明ができなければ「自由退職」、という通知を受け解雇された方もいます。

 日本でも超一流の会社に勤務し、超貴重な資格を持っている方もリストラされました、本人も全く予想外のようでした。いずれも形式的には「自己都合退職」「依願退職」になります、解雇すると後々不当解雇の問題が発生するからと思います。

 それで要注意の方の特徴をまとめますと、

 @バブル期入社で人手余りの世代の方。
 A休職が二回目以上の方。
 B一年以上の長期休職中の方。
 C特別なスキルや資格を持っていない方。
 D会社自体の財務体質が良くない方。

 等々ありますが、該当する方は注意してください。

 マスコミ報道では、精神疾患の方が安心して働けるように改革が進んでいるとのことですが、事実は逆です。

 これは精神科医の過去の言動にも責任があります。精神科医が患者さんをすぐに休職させ、その結果復職しても結局また悪化し再休職するというパターンが多く、会社の人事部も精神科医の診断書は信用できないと判断するようになったということです。
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