院長ブログ | 福岡県小郡市・筑紫野市・久留米市、佐賀県鳥栖市で心療内科・精神科をお探しなら希みが丘クリニックにご相談下さい。

希みが丘クリニック
ブログ
2018年02月25日 [心療内科・精神科]

発達障害スペクトラム

 以前よりすべての精神疾患は明確な境界はなく、確定診断できないことも少なくないと当ブログで主張しているところです。

 その流れで今回は自閉症スペクトラム障害とADHDの関係で説明します。

 アメリカ精神医学会が公表しているDSM-Xでアスベルがー障害、自閉性障害、特定不能の広汎性発達障害が自閉症スペクトラム障害に統一されました。当然と言えば当然です、点を線で考えるようになったとのことです。さらにようやく自閉症スペクトラム障害とADHDの合併を認めるようになりました。

 実際の臨床場面で自閉症とADHDを合併している場合も少なくなく、両者は本質的に同じものと考えます。ADHDの特徴として@不注意A多動性B衝動性 があげられますが、実はこの症状は自閉症の方にもよく見られる症状です。

 よって自閉症スペクトラム障害とADHDを同一の疾患として考え、「発達障害スペクトラム」を提唱します。

 自閉症スペクトラム障害を横軸に、ADHDを縦軸として発達障害を面で考えることです。そのためには患者さんの負担は増えますが自閉症スペクトラム障害とADHD両方の検査が必要となります。

このエントリーをはてなブックマークに追加

PageTop