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2018年01月14日 [心療内科・精神科]

トランプ大統領が認知症?

 アメリカのCNNによると米国、カナダ、ドイツの専門家70人以上が、トランプ大統領の精神状態に疑問を持ち精神面の検査を要求する書簡を提出したとのことです。認知症の疑いありとのことです。

 政治的思惑もあると思いますが、日本とも無関係ではありません。

 当方がずっと以前より主張していますが、精神疾患は客観的、科学的な診断ができません。精神科医の主観的な判断が重要です。認知症に関しても同様です。ある程度症状が進行し、客観的・科学的判断が不必要になれば確定診断できます。

 アメリカ精神医学会は大きな勢力で、それにあがなうことができないほどです。しかし、精神分析学がすでに医学ではなく文学になっていたり、DSM(アメリカ精神医学会による診断マニュアル)も改定のたびにころころ変わっています。現在注目されている認知行動療法もその効果に疑問大です。
 
 認知症の前段階であるとして、九州大学医学部が中心となり提言している「軽度認知障害」も、認知症が予防できるというのは医者都合かと思います。認知機能自体年齢、身体状態、薬物、その日のコンディション等の影響を受けるのは当然です。それを認知症を予防した、治療したというのは大げさです。デイケア、認知症予防体操と大差ないと考えます。

 トランプ大統領を認知症のカテゴリーに入れるのは反対します。
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